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終末へのみちびき [相続]

成年後見協議会の特別研修「終末へのみちびき」を受講しました。
テーマが凄い!!

住職の方から宗派の違い、いまどきの葬式事情、宗教法人、墓地(墓埋法)のお話を伺いました。

つぎに葬祭業の方に「”もしも・・・”の際にあわてないために」というお話から始まって、葬式費用など具体的な事案を伺いました。短時間ですが、非常に分かりやすかったです。

いずれにしても誰もが迎える終末。
頭の働きが充分なうちに決めていた方が良いみたいです。
しかし・・・なかなか・・・そこまでされる方はいらっしゃらないようです。

〇訃報連絡先の一覧表を作成しておく
〇遺影写真を決めておく
この二つがしてあれば、残られた遺族の方が随分助かるようです。

写真は最近では
自分のお気に入り写真(例えば山の頂上でにっこり笑って風景も写っている)を使うようにする、
正面を向いて気に入っている顔写真とお気に入りの服を着ている写真の合体させるなど、
準備もされている方もいらっしゃるようですが、準備されている方は実際は少ないようです。
カラー写真は見栄えが良いですが、退色が早いということなので、
カラー写真にするか、白黒写真にするかも決める必要があります。

「家族葬」という言葉をよく聞くようになりました。
3通りです。
〇家族だけでの葬儀
〇家族と親族だけの葬儀
〇家族と親族と故人の親しい方のみの葬儀
もし家族だけで葬儀する場合は、親族にその旨を伝えておかないと、後々に親族間に確執が生じることがあるそうです。ご注意ください。

葬儀社の方に予算や希望を言われると、希望に沿うように分かり易く説明していただけます。
葬儀は価格を決めない場合は上限がないと思うくらい高くなることがあるそうです。
値段は決めていた方が良いです。
良い葬儀業者は、ご遺族の思いを受け入れてくれる業者だと思います。
経済産業大臣認可「全日本葬祭業協同組合連合会」という組織があるそうです。
今回の葬儀社の方はこちらに加盟されていました。

本日私が初めて知ったことを書き込みしていきます。
白菊会・・・本日の話では広島大学白菊会のことです。
(「広島大学白菊」のネットからまとめました。
「白菊会」・「不老会」・「余光会」などの団体は「篤志解剖全国連合会」として結合。広島大学白菊会も加盟している。白菊会は御遺体を解剖学実習のため承るようです。献体は、自分の意志と遺族または身内の同意により無条件・無報酬という善意で行う。御遺体は防腐して、解剖されるまで保存されるため解剖まで長期間かかることがあり、そのため御遺骨返還は遅くなります。数年かかる場合もあるようです。)

湯灌・・・昔は身内がたらいに湯を張って死者の体を拭いていたことを言っていたそうです。今は湯灌業者がご自宅へ簡易浴槽を準備して死者の体を洗い、洗髪、爪切り、男性なら髭剃り、女性なら薄化粧をしてくれるそうです。広島では、約1時間半で7~8万円だそうです。
今回の葬儀社の方は、「故人がお風呂好きなのに病院で亡くなられた場合はお風呂に入らずに過ごされただろうから、故人が風呂に入れて気持ちよく綺麗になれたと喜ばれるご遺族がある」と言われていました。
映画「おくりびと」の納棺師とは異なります。(納棺師は広島にはいらっしゃいません。)清拭とも異なります。
(清拭・・・病院、老人ホームで亡くなられたら、看護師が遺体を綺麗に拭いて、鼻の穴などに詰め物をしてくれることです。)
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